福祉実践教室(西部中)

西部中学校の福祉実践教室に行ってきました。

1年生の30人弱の生徒さんが体験してくれました。

最初に私達の自己紹介と、お仕事の説明をして

私が車いすに乗っている理由を話しました。

みんなの反応はちょっと物静かでしたが、私の話も真剣に聞いてくれ、

高島さんが色んな実体験を交えながら車いすの使い方と注意事項を細かく説明して、

2人1組で車いすの介助をしながら行う段差越えをやってもらいました。

いざ実践になると友達ってこともあってゲラゲラ笑いながら

わざとスピード出して車いすを押したり、蛇行運転しながら押したり

マットを越えるときもスピードを出して

スピードの勢いで無理やり乗り越えようとしている子が多くて

高島さんが車いすの後ろについてるバーを踏んで車いすを浮かせるやり方を教えると

必要以上におもいきり浮かせて楽しんだり、何もないのに何回も車いすを浮かせて

友達同士でふざけ合ってる光景がとても多く見えてしまいました。

なかなか普段から触れることが少ないものを使うとき多少わくわくしてしまうのは分かりますが、

自分や周りの人たちか、体調不良・ケガ・病気などをしてしまったときに

便利で安全な乗り物としての車いすなのに

友達同士とかは関係なくふざけてしまって

さらに大きなケガに繋がるということを真剣に考えてやってほしいと思いました。

少々辛口コメントでごめんなさい🙇

 

今年の福祉実践教室はこれで終わりますが、たくさんの学校でやらせてもらう中で

ほんとに生徒さんたちの分からなかったことや気づきがたくさんあるのですが

やっぱりたまにこういう楽しさが目立っちゃう学校の生徒さんたちには

私達教える側も、もっと違った接し方・対応を見直し考えて改善していかなくてはなりません。