福祉実践教室(古知野南小)

昨日は午後から古知野南小学校の福祉実践教室に行ってきました。

4年生の学年で事前アンケートによる混合クラスみたいな形で

37人の生徒さんたちと45分授業を行いました。

私達の自己紹介と、くるみの里のお仕事の説明をして

私達が車いすに乗っている理由を話しました。

みんなの反応はすごく良くて、私や高島さんの話もしっかり真剣に聞いてくれて

言うこと言うことに一回一回反応してくれました。

車いすの使い方と注意事項を説明して、

2人1組の車いすの介助によるマット越えをやってもらいました。

ちゃんと注意事項を守り丁寧にやってるペアもいましたが

いざ実践になるとはじめて車いすを触る・乗ることが嬉しくなって

 力まかせにわざと走るように車いすを押して

マットを勢いよく無理やり乗り越えようとしてたり、

ブレーキをかけないまま相手を降ろそうとしてたり、

車いすに乗ってる人は自分で立ち上がろうしたり

マットを越えるときに高島さんが車いすの後ろについてるバーを踏むやり方を教えて

最初のうちは一生懸命やっていたのですが、

ケガにつながる危ないことをしている場面が多く見られ

注意されても気にせず楽しんでるペアのほうが目立ってしまって

はじめてのことをするとき“楽しい”と思う気持ちも分かるのですが、

車いすの正しい使い方・乗り方、

そして相手のことを考えながら優しくやってあげることを

知ってもらうための授業だということを

こども達なりに考えて取り組んでほしいと思いました。